2015年03月01日

海外に出たからこそ日本がよく見える

今日、むか〜し私にMM2Hビザ申請の依頼を下さった方とFacebookのメッセンジャーでお話する機会がありました。
驚いたことに本帰国を決めて先月引き払ったとのこと。
お子さん達が小さい時からこちらの学校へ入れて教育を受けさせていたので、何で急に突然?!という感じでしたが、行き着いた結論は「日本人としてのアイデンティティを大切にすること」。

教育移住する人たちは「英語が話せるようになること」に重きを置いて来る人がとても多いと思います。
それはそれで否定はしません。英語が話せるようになることは良いことだと思います。が、でも、英語を話せる子に育てたいというだけなら日本でだってできます。(それに、これは語学留学ではありません。)
それがうちの娘のような例。マレーシアで生まれ育ちましたが、日本人学校へ行っているため、彼女は完全に「日本人」です。流暢に話せるのは日本語だけだし、考え方など私よりよっぽど日本人らしい。(笑)
言語の習得なんて環境次第でどうにでもなると思います。日本語が話されている社会(この場合は学校)へ放り込んでしまえば否応なしに日本語を習得しなければ生きて行けません。でも言語習得よりもっと大切なことはたくさんあると思います。「物事をどんな風に捉えるか、そして考えるか。」ということも大切なことのうちの一つだと思います。

例えば韓国人の生徒が圧倒的に多いインター校で韓国流が主流として定着してしまえば皆韓国流が正だと思ってしまう。自分も最初は抵抗があったかもしれないけれどそれに慣れてしまい(慣らされてしまい)それが当たり前になる。その考え方はそれ以後当人には当たり前のことになるけれど、日本に戻った時に周りの日本人がその考え方に違和感を示さないだろうか?韓国流と気づかないで取り入れてしまった場合は悲劇ですね。(韓国じゃあ例えが悪いですかね。他の単一民族国家と置き換えてもいいです。)例えば教師が教えることはもちろん、その日々の習慣や言動も生徒に多大な影響を与える。こういうところから「人格」が形成されていくと思うんです。そしてそれはその子の「人格」が形成されるのに適切な環境なのか?ということ。
何歳くらいの時にそういう環境に放り込まれるかにも因ると思いますが、日本人として生まれ、外見も日本人で、将来も日本で生活することが前提で一時期ちょっとだけ外国を体験させようというのであれば、いつでも日本人として通用するように育てないと、将来困るのはその子だと思います。ハーフの子は「あ、ハーフだからそういうのは分からなくても仕方ないよね・・・」で済まされることが多いと思いますが、日本人に対しては「何あの子、ちょっと変じゃない?」になってしまうと思います。

「バナナ」。中国系(黄色人種)なのだけれど中身は白人という人を形容する言葉ですが、それが受け入れられるのは多民族国家だと思います。日本のようなところではさっきの「ちょっと変」という見られ方になってしまうんじゃないでしょうか。

まぁでも、こちらにいらしてインターに通っていても、放課後は日本人のお友達と遊んだりしていれば日本社会から隔てられるわけではないので、日本流とその他流の両方と接せることになり、考え方や習慣の違う人をも受け入れられるという柔軟性が身に付いて良いですね。

単にマレーシアで教育を受けさせるのが今の流行だからといっていらっしゃるのではなく、原発からの被害から逃れようとある意味仕方なくいらっしゃる方もいますしね。そういう方は日本に帰らないことが前提なのでしょうから、また違った育て方の選択肢があると思います。

でもあともう一つ、大切なことがあると思います。
それは教育内容の違い。
例えばこちらでインターに行かせておいて数年後日本に帰る場合。
そのインターの教育水準と日本のそれとを比較して大差がなければ良いのですが、一般的には日本のほうの教育内容のほうがレベルが高いと聞いています。(マレーシアの公立私立との比較した場合だとそうらしいです。先日日本人学校の授業を視察したローカル学校の先生の感想です。)
帰国子女枠を得るにもいくつかの制約があるようですし、何よりもやはり本人が授業についていけずに困ると思います。
そういうところまで考えて教育移住や学校選択に望んで頂けたらいいなぁと思います。子どもの教育はやり直しが効かないと思います。

*よく見えるの「よく」はgoodではなくてwellの意味で使っています。でも、外国から日本を眺めるとやっぱりgoodです。多くの人が精神的疾患(鬱病など)を抱えてしまうような社会なのはbadですけれどね。

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posted by りか at 04:32 | Comment(4) | ペナン島での子どもの教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本人ヨカタってのは、昔の話と思うが・・・
日本人って、こういう事もあるよね〜
http://www.news-postseven.com/archives/20150301_306986.html
Posted by nkt4001 at 2015年03月01日 23:45
こういう「群れ」には近づかずに生活している人もいますよ。この記事を書いた人のように。
それに、記事に書いてあるような人ばかりではありません。良い人たちだっています。

後から来るほうに問題があることだってあります。
例えば、私のブログを見てどうやったら私がボランティアで案内をして差し上げると勘違いすることができるのでしょうか。
ずーっと昔のことですが、ある人が私に街の案内を頼んできたので同行したことがあります。その時に御礼として頂いたのは確か私の子ども達への文房具だったかと思います。
最近になってその人と同じ市バスに乗り合わせたのですが、あちらも途中で私に気づいたらしく、挨拶をするどころかそそくさと降りて行きました。大の大人が失礼極まりないです。

先に来た人、後から来る人の問題ではなく、その個々人がどんな人かの問題であると思います。
Posted by りか at 2015年03月02日 00:15
 言われる通り、根本は"個々人がどんな人"なのかでしょう。
先の投稿で記述したURLの文では表面の事象を捉えて
手っ取り早く、先着・後着と言っていると理解しています。
 ただ、私としては国内外を問わず"マトモな日本人"がここ数年で急減したというのが実感です。
華人にもボソッと言われましたよ。「今の日本人は"責任"をとらなくなった」と。
Posted by nkt4001 at 2015年03月02日 12:34
自分がはたしてまともな日本人の部類に入るのか分かりませんので(笑)批評は控えますが、ここ数年で日本人がそのように変わってきているのでしたら、その原因は何なのでしょうね。
Posted by りか at 2015年03月02日 15:47
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